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種子の精油成分が幼児疝痛を緩和


セリ科ウイキョウ属の多年草で、学名はFoeniculum vulgare。

原産地はヨーロッパ。

和名はウイキョウ。

フェンネルは亜種や変種が多く、現在、主に栽培されているのはビターフェンネルとスイートフェンネルである。


フェンネルの生理作用はヨーロッパや中国で古くから認められており、腹痛や風邪の治療などに用いられてきた歴史がある。

精油にハチミツを加えてお湯で溶かし、咳止めとして飲まれていた。

また健胃作用に優れ、腸の痙攣を抑える鎮痙作用や小腸の運動を高める作用がある。

消化を助けて食欲を増進させると共に、腸内ガスの放出や疝痛の緩和に働く。

幼児疝痛にも効果があり、スイートフェンネル種子の精油を含有した乳剤を幼児に与えた試験で疝痛が緩和したという報告がある。

これは、種子に多く含まれるトランスアネトール、メチルカビコール、フェンコンなどが有効成分と考えられている。


食用としては、茎や葉が魚料理の臭い消しに、種子はクッキーやパンなどの風味付けに利用される。

フェンネルは近年、ダイエットハーブとしても市販されているが、その有用性についてはまだ実証されていない。



◆ウイキョウ(茴香) 漢方では茴香油を蒸留水に混ぜたもの(茴香水)を駆風薬・去痰剤に、アルコールに混ぜたもの(茴香精)を健胃・去痰・興奮剤に用いる。



出典:「2008 改訂新版 健康・栄養食品事典」
(発行:東洋医学舎)
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